本日のご紹介は駅弁大会で購入しました 松廼家　大人の休日倶楽部　駅弁発祥の地より　滊車辨當 では、外観から 中を 竹皮をめくるとおにぎりが２個でてきます 駅弁発祥の地の一つとされている宇都宮、販売当時は握り飯のみの駅弁…… more だというのは駅弁に詳しい方ならご存じの方も多いと思います。だだし、宇都宮駅で一番最初に駅弁を売り出した業者は既になく、現在も健在の松廼家さんが現代風にアレンジし、幕の内風の駅弁に仕立てて販売をされています。 駅弁大会で購入しましたが、誰にも見向きもされずに大量に売れ残っており、それなら是非食べてみようと思って購入しました。幕の内って駅弁屋の腕が一番試され手間のかかる駅弁だと思いますが駅弁大会では全く人気がないのはやはりインパクトがないからなんでしょうね。実演販売にも不向きですし。 では、頂きます まずはメインのおにぎりから一つは煎りゴマをまぶして中に梅干しを入れたものです。もう一つは刻んだ梅干しやシソを混ぜたものでした。 おにぎり、これは冷めてもうまいと思いましたよ。時間が経過してもほどほどのしっとり感、ちょっともちっとしていて粘り気はほどほど、とてもバランスのとれているご飯だと思いました。ゴマの方には少し塩を加えていると思いましたが、ゴマの強い香りと適度な塩分、とてもご飯に合っていました。 刻んだ梅干しとシソのおにぎりも思ったほど酸っぱくなくて中々どうしておいしいのって思ったほどです。 最近、地方の駅弁屋さんのお米といえば地元産のお米を使われている所も多いですが、この駅弁は栃木産ではなく、冷めたおにぎりに合うお米を探した結果、茨城県筑波産のコシヒカリを使用しているそうです。まっ、さほど遠くはないですが。 おかずも鶏めしにも使われているいっこく野洲どりのチキンカツ、ひな鳥を使用していて柔らかくプリプリした食感が面白かったです。普通のチキンカツとは全く異なるものです。あっそこそこおいしかったですよ。 鶏肉と豚肉を混ぜた肉団子、ゴボウが混ぜてあり甘酢あんかけがかかっていました。これも時間が経っているのに柔らかくてそこそこ肉汁を感じることができていいですね。 筍の煮物もよく煮てありながら固めで私好みでしたし、他の煮物も濃い味でおにぎりがとてもよく進む味付けになっているなと感心しました。 漬け物は茄子のたまり漬け、醤油のたまり漬けですが、栃木の名物の漬け物です。 ほとんど見向きもされない駅弁でおにぎり弁当としてみれば800円と少々お高めですが、おにぎりもおいしく、おかずもご飯が進む濃い味付け、さりげなく栃木産の鶏肉や漬け物も入っていてとてもおいしかったです。本当に大人向けの駅弁だと思います。 close

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